格闘技の種類 ムエタイ

世界には数多くの種類の格闘技がありますが、その中でもタイ人が立ち技最強の格闘技を自負しているのがムエタイです。ムエタイとは「タイ式の格闘技」という意味を持ち、数百年の歴史を持つタイの国技です。 1960年代に日本でキックボクシングが創設されましたが、キックボクシングはタイを宗主国として敬意を払っています。 ムエタイの試合は賭けの対象でもあるため、八百長に関しては非常に厳しいルールがあります。タイにおける社会的ステータスは決して高くはなく、貧困層のスポーツとみなされている傾向があります。試合前には「ワイクルー」という神に捧げる舞を踊るのが特徴です。「ワイクルー」を踊ることで選手達は闘争心を高めていきます。「ワイクルー」を踊り始めると民族音楽が流れます。民族音楽の音色は試合中も流れ続けるので、会場を独特の雰囲気が包み込みます。 試合はパンチよりもキックが多用され、首相撲での高度な応酬が繰り広げられます。

ムエタイ